良くない騎乗姿勢「腰をかける(イスに座る)」
先日『姿勢がうまにあたえる影響』というテーマをお話させていただきましたが、「腰をかける」の部分でもう少し詳しく話てほしいと800万人くらいの方からコメントいただきましたのでお話させていただきます(^^)
テーマ:良くない騎乗姿勢「腰をかける(イスに座る)」
あなたは知らないうちに、 あなたが馬に与える影響を忘れてしまうことがあるかと思います。
ふっとした瞬間に、馬の背中に腰かける(イスに座る)ような姿勢になり、お尻に120%体重をかけて脚を前に(馬の肩の方に)出してしまい、馬はあなたのことを通常感じるよりも重く感じてしまいます(馬は背中を押さえつけられる感じになり歩きにくくなる)。
ですが、この乗り方は実はお尻が跳ねにくいので他人に注意されない限り気づかない最悪なデメリットがあります。
気づかないうちに中毒になっちゃう美味しい食べ物みたいな感じです(^_^;)
それ、そのペースで食べてたらカラダ悪くなるよ!って言われて初めてハッと気づく「夜のラーメン」とかですね笑
話を戻しますと・・・ このイスに座るような座り方の場合、あなたの脚まであなたのウェイト(体重)が抜けないため、上体は重く脚は軽い状態になります。
「お尻が重い」と言われる状態です!
ですから、騎乗中にバランスを崩すと修正がかなり難しくなってしまいます。
馬に腰をかけて座っている(究極はソファーに座る姿勢)と、 自分の体重をお尻で止まるので、鐙が踏めない人はこの状態になっている可能性が高いです。
でも難しいのは当たり前で、普段”座る”ときって「イス」に座るわけで、乗馬のような特殊な座り方をしないのでいきなりできなくて当然なんですよね(^^)
「普段、私、イス使わないで座るタイプです!」
という方は、別ですがほとんどの方はイスに座るので悲観しないでください(^^)d
しかも原因がありますのでそれがわかれば問題なしです\(^o^)/
原因は2つ
・上体が後ろに倒れるから
・鞍の座る位置が後ろすぎ
このどちらかが発生すると、脚が前に出てしまい、上半身と下半身がバラバラで芯がなくなります。
この状態で脚を前につっぱると、もう上半身がグラグラで不安定やじろべえのできあがりです。 馬の背中の負担が大きく、馬は前に動けない&ペースが落ちていきやすくなるので、馬が動かせない!とお悩みの方は注意してみてください(^^)d
最後に解決策をお話ししていきますね!
【解決策】
①姿勢全体をまっすぐにする
②鞍の座る位置を今より前にする(鞍の後橋とあなたの尾てい骨の間に拳一個入るくらい)
③馬の頭を見ないで前を見る
④足を下に長く伸ばす(膝は軽く曲がっていないと脚が前に流れる)
⑤上半身は上に伸ばす
以上です!
馬サポのコラムや動画で試してみた結果をメールやコメントもらえると嬉しいです!
アウトプットで吸収率30%以上アップを取りこぼさないようにしていきましょう\(^o^)/
ではいってらっしゃい♪
良い1日を(^^)d