常歩を真剣にやるライダーが乗馬を制する
「常歩は休憩」
「常歩はラク」
「常歩ってなんて読むの?」
こう思っている方は、乗馬の上達を遅くしてしまっているかもしれません!
今回のテーマは
『常歩を真剣にやるライダーが乗馬を制する』
ちょっとだけ常歩を真剣に考えて、上級ライダーの仲間入りをしませんか?っていうお話です!
ということで今回は常歩の四肢の運びからやっていきます!
難しそうなお話をしましたが・・・
とはいえ、常歩は馬にとってもリラックスできる歩き方です。 運動の前後の体調を整えるときや運動中の休み(馬に考えさせる時間)にも常歩は取り入れられます。
ですが、ただの休みではないんです(^^)
ゆっくりとした歩きである常歩は、馬の4つの肢が順番に1肢ずつ前に出 て、リズムもそれに合わせて4節になります。
それと同時にあなたは、大きくゆっくりとした横揺れを感じます。
緊張していると、ゆっくりとしたスピードの常歩でも馬とのリズムがずれてしまいます。
馬の揺れに対して(力を抜きながら)自分からくっついていくようにすると、人と馬とのリズムが合っていきます。
余分な力が入っていると、 姿勢とバランスの感覚がつかみにくくなるので、大事なのは「まず自分の気持ちを落ち着ける」ことから始めるのがオススメです!
ここまでは常歩のざっくりとした乗り方ポイントを話しました。 よく聞くことかもしれませんが確認のため(^^)
今回の本題である常歩の四肢の運びついて話します!
なんで大事かというと、四肢の運び方がわかっていると馬のどの肢が前に出ているから、次にどの肢が前に出るかがわかるので、ブレーキしすやすかったり、曳き馬でも馬を静止させておくまたは動かすことができちゃうんですね~(´∀`)
最高ですね~!
何と言っても!知っていれば前に出すための脚を使うタイミングに活かせるわけです!
まぁ(騎乗中は)完璧にわからなくても大体でもかなり効果があります!
常歩は、4本の肢が規則正しく順番に1肢ずつ前へ運びます! これがポイントです!
基本的に4本中3本は地面に肢がついているわけです(^^)
ですから、ゆっくりな動きかつ次にどの肢が動くかが分かります!!
肢の運びに合わせて馬は頸が前に押し出されていきます。 常歩では、 例えば左後肢から左前肢、右後肢から右前肢へと前に出ていきます!
基本的に後肢⇨前肢の順に動くので
「後肢が動く=その後肢側の馬のおなかが膨らむ⇨前肢が動く」
これを左右永遠に繰り返して歩きます。
ですから、以前お話した内容ですとおなかが膨らんだタイミングで脚をつかえば、後肢が前に出る時に脚が使えます!
よって馬が元気よく前に出るっていう感じです(^^)/
YouTubeやブログでも話していないわぎ流常歩の脚のタイミングです!
もう常歩が止まんなくなっちゃいます(´∀`)
それはそれで困るか・・・
という感じですので、最後にわぎ画伯の「常歩の肢の運び」の手書きイラストを添付します! 4級か3級のライセンステストの筆記にも出るので参考にしてください!
以上です。
いってらっしゃい♪
良い一日を(^^)